内陸の最終処分場不足に伴い、廃棄物海面処分場への期待が高まっているが、貴重な海面を埋め立てて整備する処分場については、できるだけ長期の利用が必要となっている。そこで、港湾施設である廃棄物埋立護岸において、廃棄物や建設発生土を溶融、破砕、圧縮等により高度に減量する機能を持つ施設を、港湾の利用高度化のための特定施設に追加する。これにより、民間能力を活用した減量化施設の整備を促進し、処分場の長期利用と埋立後の造成地の高度利用を図るものである。
参照した発言:
第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号