文化財の不法な輸出入等の問題について、グローバル化の進展に伴い取り締まり強化の必要性が国際的に認識されている。この状況下で、文化財の不法な輸入、輸出及び所有権移転を禁止し及び防止する手段に関する条約の締結承認が今国会に提出されている。本法案は、この条約の適確な実施を確保するための国内法整備を行うことを目的とするものである。
参照した発言: 第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号