消防団は地域防災の重要な役割を担い、危険な状況下で活動するため公務災害への補償制度が整備されている。一方で、消防団活動では団員個人の自家用車使用が多く、その損害は個人負担となっており、活動の支障となることが懸念される。そこで、消防団員等公務災害補償等共済基金の福祉事業の一環として、消防団員等が所有する自動車等を消防団活動のために使用し、損害を受けた場合の見舞金支給を追加することで、消防団員等の活動環境の整備と地域防災体制の充実を図るため、本法律案を提出するものである。
参照した発言:
第151回国会 衆議院 総務委員会 第18号