行政書士制度は1951年の制定以来、社会の変化に対応しながら国民の利便性向上に貢献してきた。しかし、制度発足から50年を経て、規制緩和や行財政改革の推進に伴う行政手続の合理化・効率化の要請により、行政書士の役割が一層重要になっている。そこで、官公署への書類提出手続の代理や、契約等の書類作成における代理人としての業務を明確化するなど、行政書士制度の充実を図る必要がある。このため、行政手続の円滑な実施と国民の利便性向上への対応を図るべく、本法案を提出するものである。
参照した発言:
第151回国会 衆議院 総務委員会 第18号