乳業施設資金融通制度は、酪農・乳業の健全な発展のため、昭和36年に創設され、平成6年度までに399件、約307億円の融資実績を上げ、中小乳業の近代化に貢献してきた。ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意の実施に伴う国際化の進展を見据え、乳業工場の統廃合による製造販売コストの低減と国際競争力強化が急務となっている。そこで、平成7年3月31日で期限切れとなる本制度を平成13年3月31日まで5年間延長するとともに、貸付金の償還期限を18年以内から20年以内に延長しようとするものである。
参照した発言:
第136回国会 衆議院 本会議 第10号