自動車排出ガスによる大気汚染が大都市地域で改善されない状況下、来年4月からのガソリン等石油製品の輸入自由化に伴い、様々な品質の燃料流通による大気汚染悪化が懸念される。そのため、自動車燃料の品質について大気汚染防止の観点から一定水準を設定・確保する必要がある。また環境基本法の理念を踏まえ、国民に対して自動車使用時の排出ガス抑制を求めることも必要である。これらの状況を踏まえ、自動車燃料の品質確保のための規定と、排出ガス抑制のための国民の努力について規定を設けるため、本法改正を提案する。
参照した発言:
第132回国会 衆議院 環境委員会 第5号