国土調査は国土の開発・利用に資し地籍を明確化するため、国土の実態を科学的・総合的に調査するものである。その成果は開発や土地利用計画策定の基礎となり、健康で文化的な生活環境の確保と国土の均衡ある発展、総合的な土地対策の推進に不可欠である。政府は昭和55年度から10カ年計画で事業を進めてきたが、平成元年度で終了するため、平成2年度を初年度とする新たな10カ年計画を策定する必要がある。このため、内閣総理大臣が新たな国土調査事業十カ年計画案を作成し、閣議決定を求めることとする法改正を行うものである。
参照した発言:
第118回国会 衆議院 建設委員会 第5号