世界銀行は開発途上国への開発援助において中心的役割を担っており、先般その資金基盤強化のための一般増資に関する総務会決議が成立した。政府は、開発途上国の社会経済開発における世界銀行の重要性を踏まえ、同行の活動を積極的に支援するため、41億1440万協定ドルの範囲内で追加出資を行うための措置を講じたい。第二位の出資国である日本は、世界銀行の安定的な途上国向け貸付を支え、国際社会における信用を維持するためにも、早期の出資実行が必要である。
参照した発言:
第114回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号