農林漁業金融公庫の造林資金は、造林事業推進に重要な役割を果たしているが、材価の低迷や林業諸経費の増高など、林業を取り巻く情勢が一層厳しさを増している。このような状況の変化に対応し、森林整備と林業生産活動の活性化に必要な造林事業を推進するため、林業経営改善計画の認定を受けた者に対する貸付条件について、償還期限を45年以内から55年以内に、据置期間を25年以内から35年以内に、それぞれ10年間延長することとした。
参照した発言: 第108回国会 参議院 農林水産委員会 第3号