国際金融公社は、開発途上国の民間企業への投融資を通じて民間経済活動の促進を目的とする国際開発金融機関である。昨年6月に同公社において総額6億5千万ドルの増資の合意が成立したことを受け、世界銀行グループの役割の重要性に鑑み、日本政府も増資に応募することとした。本法律案は、政府が同公社に対して新たに3,051万ドルの範囲内において追加出資ができるよう、規定の整備を行うものである。
参照した発言: 第102回国会 参議院 大蔵委員会 第12号