農業近代化資金制度及び漁業近代化資金制度は、協同組合系統資金を活用し、農業者・漁業者への長期低利資金の融通を円滑化するもので、昭和58年末時点で農業近代化資金が約1兆2,928億円、漁業近代化資金が約2,842億円の融資残高となり、資本装備の高度化と経営の近代化推進に大きく貢献してきた。近年の農業者・漁業者の資金需要の大型化に対応するため、両制度の貸付最高限度額を現行の2倍に引き上げ、施設資金等の融通をより円滑にすることを目的とする。
参照した発言:
第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号