造幣局特別会計の補助貨幣回収準備資金制度は、補助貨幣の引きかえや回収のための準備資金を保有する目的で設けられ、昭和44年度以降、補助貨幣の発行現在額に見合う資金を保有してきた。しかし、現在の厳しい財政事情下で制度を見直した結果、発行現在額と同額の準備資金保有は不要と判断。そこで、回収準備資金が補助貨幣の引きかえ・回収その他造幣局の事業に必要な一定金額を超える場合、超過分を取り崩して一般会計の財源として使用することを提案するもの。
参照した発言: 第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号