機械類信用保険制度は、中小企業の設備近代化と機械工業振興を目的とした国営保険制度として1961年に発足し、機械類の割賦販売、ローン保証販売、リース取引を対象としてきた。今回の改正は、コンピュータープログラムの割賦販売やリース取引も保険対象に加えることを目的とする。これは、プログラム価格の上昇により即金購入が困難となり、信用取引の需要が高まる一方で、中小企業の信用基礎が未確立なため、販売業者等が長期の信用供与をちゅうちょする状況に対応するものである。本改正により、中小企業の信用力補完とプログラムの流通促進を図る。
参照した発言:
第96回国会 衆議院 商工委員会 第4号