高齢化社会の急速な進展に対応し、高齢者が経済・社会の担い手として活動できる環境整備が不可欠となっている。そこで、高齢者の体力・能力に応じた多様で的確な雇用就業対策を推進するため、労働省職業安定局に高齢者対策部を設置する。同部では、高齢化社会における雇用失業情勢を把握し、定年延長や継続雇用の促進、再就職援助、就業機会確保等の施策を総合的に推進する。なお、失業対策部は廃止し、その事務は失業対策事業就労者の高齢化を考慮して高齢者対策部が所掌する。
参照した発言:
第96回国会 衆議院 内閣委員会 第2号