国際観光振興会は20年間にわたり外国人観光客誘致に貢献してきたが、近年日本人の海外旅行者が急増し、昭和53年には352万人に達している。しかし、日本人旅行者は現地での情報不足や旅行事情への不案内により問題が生じており、その改善が課題となっている。そこで、豊富な知識経験と16の海外事務所を持つ国際観光振興会を活用し、現地での日本人海外旅行者対策を実施させることが最適と考え、同会の目的と業務に日本人海外観光旅客の旅行円滑化に関する事項を加えることとした。
参照した発言:
第87回国会 衆議院 運輸委員会 第3号