農林省の試験研究機関は農林水産業の技術発展に貢献してきたが、今後その役割はさらに重要となる。筑波研究学園都市は、試験研究・教育に適した環境を提供し、首都圏の人口集中緩和にも寄与する目的で建設が進められている。昭和52年度には果樹試験場、農業土木試験場、植物ウイルス研究所、熱帯農業研究センター、林業試験場の施設整備が完了するため、これら5つの試験研究機関の位置を神奈川県、千葉県、東京都から茨城県に変更する必要が生じた。
参照した発言: 第80回国会 衆議院 内閣委員会 第3号