簡易保険の保有契約件数が5000万件、保有契約高が30兆円を超え、資金総額が8兆円に迫る世界有数の国営保険事業に発展している中、生命保険に対する国民の要望が多様化・高度化してきており、生命保険事業の役割が増大している。このような状況を踏まえ、簡易保険においても任意の国営保険としての特色を活かした制度改善と事業経営の効率化を図り、国民の要望に応えるため、加入者の保障内容の充実を目的として、保険金の最高制限額を1000万円に引き上げること等を内容とする法改正を行うものである。
参照した発言:
第80回国会 参議院 逓信委員会 第3号