財形貯蓄契約に係る郵便貯金の総額制限額の引き上げと、通常郵便貯金の利子の計算方法の改善を図ることを目的としている。これは、郵便貯金が簡易で確実な貯蓄制度として国民生活の向上と経済発展に貢献してきた中で、多様化する国民の要望に即応したサービスを提供し、国民の福祉の増進と健全な資産形成に寄与するための施策の一環として提案されたものである。郵便貯金の預金量は30兆円に達しており、国民の利益を第一義として、さらなるサービスの向上を図るため、本改正を行うものである。
参照した発言:
第80回国会 参議院 逓信委員会 第3号