アジア開発銀行は設立以来、加盟国が増加し、域内開発途上国の発展に大きく貢献してきた。しかし、本年後半には融資財源の枯渇が見込まれることから、昨年10月の総務会において第二次一般増資を行う決議が採択された。これに伴い、日本は最大出資国として6億7500万協定ドル(約8億1400万米ドル)の追加出資に応じる必要が生じた。このため、新たな出資についての規定を設けるべく本法律案を提出するものである。
参照した発言: 第80回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号