特殊土壌地帯災害防除及び振興臨時措置法は、昭和27年の制定以来、特殊土壌地帯における治山、砂防、河川改修、道路防災、農地防災、土地改良などの対策事業を実施してきた。これまでの25年間で災害防除と農業振興の両面において大きな進歩改善を遂げ、地域住民の福祉向上に貢献してきたが、なお満足すべき状態とは言えない。そのため、所期の目的達成に向けて法の有効期限を昭和57年3月31日まで延長しようとするものである。なお、本法案について政府も賛成の意を表明している。
参照した発言:
第80回国会 衆議院 本会議 第9号