アフリカ開発基金は1973年の設立以来、アフリカ諸国の経済的・社会的開発を支援してきた。日本は設立当初からの原参加国として協力してきたが、現在、基金の資金がほぼ枯渇状態にある。アフリカ諸国の期待に応え、円滑な活動を継続するため、今後3年間の融資約束に充てる資金として、総額約2億2,100万計算単位(約2億4,500万ドル)の第一次一般増資が合意された。日本の新たな出資予定額は3,000万計算単位(約3,300万ドル)であり、この出資について国会の承認を求めるため、法律の一部改正を提案するものである。
参照した発言:
第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号