文部省の付属機関として国立少年自然の家を設置するため、必要な規定を整備するものである。これは学制百年記念事業として企画され、全国各地に設置する計画の第一号として高知県室戸市での事業開始が決定した。従来、都道府県や市による公立少年自然の家の建設を国が助成してきたが、さらに国立施設を設置することで、自然との触れ合いや団体宿泊訓練を通じた健全な少年の育成、少年教育指導者の研修など、少年教育の振興を図る。各施設の名称・位置等は文部省令で定める。
参照した発言:
第75回国会 衆議院 内閣委員会 第1号