学校教育の更なる充実向上のため、優れた教員人材の確保が不可欠となっている。このため、教育職員養成審議会の建議等を踏まえ、新たな教員資格認定試験制度の創設や免許教科の新設など、教員の養成確保に必要な改善措置を講じる必要がある。具体的には、文部大臣等が実施する試験の合格者への免許状授与を可能とする制度を設け、教育界に広く人材を求める。また、高等学校の衛生看護教育充実のため看護及び看護実習の教科を新設し、特殊教育諸学校における養護訓練など特殊教科の免許状制度も整備する。これらの措置により、教員の適切な確保と教育の質的向上を図るものである。
参照した発言:
第71回国会 衆議院 文教委員会 第11号