裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所職員の定員を増加させることを目的としている。具体的には、特殊損害賠償事件や交通関係の業務上過失致死傷事件の増加に対応するため、判事補を9人増員する。また、地方裁判所及び家庭裁判所の事件処理のため、裁判所書記官9人、家庭裁判所調査官15人を増員し、裁判所事務官については検察審査会勤務職員50人の減員を差し引いて7人増員する。これにより、合計31人の職員増加を図るものである。
参照した発言: 第68回国会 衆議院 法務委員会 第1号