文化功労者年金法は、文化の向上発達に特に功績のある者を顕彰する目的で1951年4月に制定され、これまでに228人が文化功労者として決定され、日本文化の振興に大きく貢献してきた。年金額は1964年の改正以来100万円とされてきたが、その後の国民生活水準の向上や経済事情の変化、さらなる文化の向上発達を期する観点から、年金額を150万円に引き上げることとした。これにより、同法の趣旨達成をより確実なものとすることを目指すものである。
参照した発言: 第65回国会 衆議院 文教委員会 第2号