特殊土じょう地帯災害防除及び振興臨時措置法は、昭和27年の制定以来、特殊土壌地帯における治山、砂防、河川改修、道路防災、農地防災、土地改良などの対策事業を実施してきた。これまでの19年間で、災害防除と農業振興の両面において大きな進歩改善を遂げ、地域住民の福祉向上に多大な貢献をしてきた。しかし、なお満足すべき状態とは言えないため、昭和52年3月31日まで法の有効期限を延長し、所期の目的達成を目指すものである。なお、本法案については政府も賛成の意を表明している。
参照した発言:
第65回国会 衆議院 本会議 第20号