郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律
法令番号: 法律第74号
公布年月日: 昭和45年5月19日
法令の形式: 法律

提案理由 (AIによる要約)

郵便切手類及び収入印紙の売りさばき人に対する売りさばき手数料の率は、昭和43年4月の改正以降据え置かれてきたが、その後の労賃の増加傾向を考慮し、適正な水準に改めるものである。具体的には、売りさばき人の買受け月額1万円以下の金額に対する手数料率を9%から10%へ、1万円超5万円以下の金額に対する手数料率を5%から6%へと引き上げる。これにより、全ての売りさばき人の手数料が増加することとなる。

参照した発言:
第63回国会 衆議院 逓信委員会 第10号

審議経過

第63回国会

参議院
(昭和45年3月31日)
衆議院
(昭和45年4月8日)
(昭和45年4月17日)
(昭和45年4月17日)
参議院
(昭和45年4月28日)
(昭和45年5月8日)
(昭和45年5月12日)
(昭和45年5月12日)
(昭和45年5月13日)
郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和四十五年五月十九日
内閣総理大臣 佐藤栄作
法律第七十四号
郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律の一部を改正する法律
郵便切手類売さばき所及び印紙売さばき所に関する法律(昭和二十四年法律第九十一号)の一部を次のように改正する。
第七条第二項中「百分の九」を「百分の十」に、「一万円をこえ十万円以下の金額 百分の五」を
一万円をこえ五万円以下の金額 百分の六
五万円をこえ十万円以下の金額 百分の五
に改める。
附 則
この法律は、昭和四十六年一月一日から施行し、改正後の第七条第二項の規定は、同日以後に第五条第二項の規定により売さばき人が郵政省から買い受けた郵便切手類及び印紙に係る売さばき手数料から適用する。
郵政大臣 井出一太郎
内閣総理大臣 佐藤栄作