国土調査は国土の開発・利用のため、実態を科学的・総合的に調査する不可欠な基礎である。政府は新全国総合開発計画を策定し、新たな視点での国土開発を進めるため、国土調査の充実強化が必要となった。そこで現行の昭和38年度を初年度とする10カ年計画を、昭和45年度を初年度とする新たな10カ年計画に切り替え、事業量を拡大する。また都道府県による基本調査を新設し、全国主要地域で広域的な土地分類を実施することで、時代の要請に応えようとするものである。
参照した発言:
第63回国会 参議院 建設委員会 第6号