人事院勧告の趣旨を踏まえ、一般の政府職員の給与改善に準じて、裁判官の給与を改善するため、本法案を提出するものである。改正の要点は、第一に、最高裁判所長官、最高裁判所判事及び高等裁判所長官の報酬について、内閣総理大臣その他の特別職の職員の俸給増額に対応して増額する。第二に、その他の裁判官の報酬については、対応する一般職の職員の俸給増額と同一比率で増額する。これらの改正は1967年8月1日に遡って適用し、1968年4月1日以降は暫定手当の一定額を報酬に繰り入れる措置を講ずることとする。
参照した発言:
第57回国会 衆議院 本会議 第5号
区分 |
報酬月額 |
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最高裁判所長官 |
五五〇、〇〇〇円 |
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最高裁判所判事 |
四〇〇、〇〇〇円 |
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東京高等裁判所長官 |
三二〇、〇〇〇円 |
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その他の高等裁判所長官 |
二七〇、〇〇〇円 |
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判事 |
一号 |
二四〇、〇〇〇円 |
二号 |
二二〇、〇〇〇円 |
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三号 |
二〇〇、〇〇〇円 |
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四号 |
一八〇、〇〇〇円 |
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五号 |
一六一、〇〇〇円 |
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六号 |
一四七、〇〇〇円 |
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七号 |
一三四、〇〇〇円 |
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八号 |
一二〇、〇〇〇円 |
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判事補 |
一号 |
一〇三、一〇〇円 |
二号 |
九一、三〇〇円 |
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三号 |
八二、七〇〇円 |
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四号 |
七五、五〇〇円 |
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五号 |
六八、五〇〇円 |
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六号 |
六三、六〇〇円 |
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七号 |
五八、五〇〇円 |
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八号 |
五五、三〇〇円 |
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九号 |
四九、〇〇〇円 |
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十号 |
四六、一〇〇円 |
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十一号 |
四二、一〇〇円 |
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十二号 |
三九、八〇〇円 |
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簡易裁判所判事 |
一号 |
一八〇、〇〇〇円 |
二号 |
一六一、〇〇〇円 |
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三号 |
一四七、〇〇〇円 |
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四号 |
一三四、〇〇〇円 |
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五号 |
一〇九、一〇〇円 |
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六号 |
一〇三、一〇〇円 |
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七号 |
九一、三〇〇円 |
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八号 |
八二、七〇〇円 |
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九号 |
七五、五〇〇円 |
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十号 |
六八、五〇〇円 |
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十一号 |
六三、六〇〇円 |
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十二号 |
五八、五〇〇円 |
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十三号 |
五五、三〇〇円 |
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十四号 |
四九、〇〇〇円 |
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十五号 |
四六、一〇〇円 |
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十六号 |
四二、一〇〇円 |
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十七号 |
三九、八〇〇円 |