外交問題の複雑化と処理案件の急増に対応するため、外務審議官を1名増員して2名体制とし、外務大臣の補佐体制を強化する。また、邦人の海外渡航増加に伴い、海外における邦人保護に関する事務が増加していることから、地域的関係の密接な外交事務を除き、従来地域局で処理していた邦人の生命、身体及び財産の保護に関する事務を大臣官房で一括処理する。さらに、身分関係事務、旅券・査証関係事務も中南米・移住局から大臣官房に移管し、一体的に処理する体制を整える。併せて、マダガスカル等4カ国の大使4名と一般職職員48名、計52名の定員増を行う。
参照した発言:
第55回国会 衆議院 内閣委員会 第4号