アジア開発銀行への加盟に伴う出資の財源確保と一般会計の歳出財源に充てるため、外国為替資金から一般会計への繰入れを可能とすること、また日韓協定第二議定書に基づく対韓国清算勘定残高の処理に関する規定を整備することを目的としている。具体的には、アジア開発銀行への出資金として5年間で180億円を外国為替資金から一般会計へ繰り入れること、一般会計の財源として約107億円を繰り入れること、さらに日韓協定に基づく清算勘定残高について、支払いがなくても支払いがあったものとみなす処理を行い、それによる損失を外国為替資金から減額整理することを定めるものである。
参照した発言:
第51回国会 衆議院 本会議 第26号