厚生省内部部局の所掌事務の合理化、付属機関の設置、定員増員を主な内容とする改正案である。所掌事務の合理化では、衛生検査技師に関する事務を医務局に一元化し、国民厚生運動に関する事務を国立公園局へ移管する。また、精神薄弱者対策を児童家庭局に一元化し、児童から成人まで一貫した福祉施策を可能とする。付属機関として、伝染病予防調査会と公害審議会を新設し、それぞれ伝染病予防と環境衛生に関する重要事項について調査審議を行う。さらに、本省及び社会保険庁の定員増員を行うものである。
参照した発言:
第48回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
結核予防審議会 |
厚生大臣の諮問に応じて、結核の予防及び結核患者の医療に関する重要事項を調査審議すること。 |
結核予防審議会 |
厚生大臣の諮問に応じて、結核の予防及び結核患者の医療に関する重要事項を調査審議すること。 |
伝染病予防調査会 |
厚生大臣の諮問に応じて、伝染病の予防に関する重要事項を調査審議すること。 |
中央環境衛生適正化審議会 |
厚生大臣の諮問に応じて、環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律第五十八条第三項に規定する処分に関する事項その他同法の施行に関する重要事項を調査審議し、及び関係各行政機関に対し建議すること。 |
中央環境衛生適正化審議会 |
厚生大臣の諮問に応じて、環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律第五十八条第三項に規定する処分に関する事項その他同法の施行に関する重要事項を調査審議し、及び関係各行政機関に対し建議すること。 |
公害審議会 |
厚生大臣の諮問に応じて、環境衛生に係る公害及び生活環境に関する重要事項を調査審議すること。 |