大蔵省の組織改革と人員体制の整備を目的とした改正案である。具体的には、接収貴金属等の処理事務が順調に進んでいることから国有財産局の臨時貴金属処理部を廃止すること、保険事業の発展と行政の複雑化に対応するため銀行局に保険部を新設すること、関税行政の充実強化のため長崎税関に鑑査部を設置することを内容としている。また、税関事務量の増加に対応するため税関職員を104人、国税事務の円滑な執行のため国税職員を200人、造幣局職員を1人、合計305人の増員を行うものである。
参照した発言:
第48回国会 衆議院 内閣委員会 第2号