高圧ガスによる災害は従来、製造行為において多く発生していたため、製造に対する規制は厳しかったが、消費に対する規制は緩やかであった。しかし近年、高圧ガス需要の増大と輸送手段の発達により、消費事業所が急増し、富山での塩素漏洩事故のような大規模事故が発生している。そのため、特定の高圧ガスについては消費面での規制強化が必要となった。現行法の保安体制では災害防止が不十分との認識から、大量消費事業所への規制強化、消費設備の定期自主検査の義務化、大型容器の付属品に関する規制整備などを主な内容とする法改正を行うものである。
参照した発言:
第48回国会 衆議院 商工委員会 第11号
種類 |
数量 |
圧縮水素 |
容積 三百立方メートル |
圧縮天然ガス |
容積 三百立方メートル |
液化酸素 |
質量 三千キログラム |
液化アンモニア |
質量 三千キログラム |
液化石油ガス |
質量 三千キログラム |
液化塩素 |
質量 千キログラム |