簡易生命保険の保険金の最高制限額を現行の50万円から100万円に、最低制限額を1万円から5万円に引き上げるとともに、新種の特別養老保険制度を創設することを目的とする。最高制限額の引き上げは、社会経済事情の変化に対応し、国民の経済生活の安定と福祉増進を図るためである。また、終戦直後の大量契約の集中満期による事業規模縮小を防ぐ必要がある。特別養老保険は、従来の養老保険の性格を維持しつつ、死亡時の保険金を満期時の2倍とすることで、死亡保障を強化した新しい保険である。
参照した発言:
第46回国会 衆議院 逓信委員会 第3号