林業信用基金は、林業生産の増大、生産性向上、木材の需給・価格安定のための施策として、林業金融の円滑化を図る債務保証機関として設立された。設立時、民間林業者等からの出資が当初目標を大幅に上回る4億5千4百万円余に達し、本制度への期待の大きさが示された。これを受け、政府は債務保証の基金となる出資を増加させるとともに、今後の保証業務量の増大に対応するため業務執行体制を整備する必要があることから、政府の追加出資に関する規定の整備と、常勤理事の定数を1人増やして2人以内とすることを内容とする改正法案を提出することとした。
参照した発言:
第46回国会 参議院 農林水産委員会 第7号