医療金融公庫に対する政府の追加出資についての規定整備と、監事の権限に関する規定の整備を行うものである。医療金融公庫は私立の医療機関への長期低利融資を目的に設立され、貸付原資の増額や条件緩和により医療の普及向上に寄与してきた。今後も政府出資の増加が必要となるため、資本金を一定額とする従来の方式を改め、予算の範囲内で追加出資を可能とする。また監事制度の機能を十分発揮させるため、監査結果に基づき総裁または主務大臣への報告権限を付与する。
参照した発言:
第46回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号