文化功労者年金法は、文化の向上発達に顕著な功績のある者を顕彰するため、昭和26年4月に制定され、これまでに156人が文化功労者として決定された。年金額は制定以来50万円とされてきたが、国民の生活水準の向上や社会・経済事情の変遷が著しく、また文化国家として文化の向上発達を一層期する見地から、年金額を100万円に引き上げることとした。これにより、法律の趣旨達成を図ろうとするものである。
参照した発言: 第46回国会 衆議院 文教委員会 第1号