日本輸出入銀行は輸出入及び海外投資に関する金融を行い、貿易振興と経済協力の推進に寄与してきた。昨年12月末の融資残高は2,411億円に達し、今後も東南アジアを中心にプラント輸出等の需要増加が見込まれる。昭和38年度の経済運営における輸出力増大の課題に対応するため、同行の資金充実が必要である。財政投融資計画における融資見込額1,300億円に対し、産業投資特別会計から200億円の出資、資金運用部から610億円の融資を予定しており、これに伴い資本金を200億円増額し1,183億円とする必要がある。
参照した発言:
第43回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号