日本輸出入銀行は輸出入及び海外投資に関する金融を行い、貿易振興と経済協力の推進に寄与してきた。今後も海外からのプラント輸出等の引き合いが増加する見込みであり、経済協力も一層進展すると予想される。昭和37年度の経済運営の第一目標である国際収支の均衡回復のため、輸出振興に重要な役割を果たす同銀行の資金源充実が必要である。そこで、資本金を200億円増額して983億円とし、借入金の限度額を自己資本の3倍まで引き上げることを目的として、本法律案を提出するものである。
参照した発言:
第40回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号