特定船舶整備公団の業務範囲を拡大し、港湾運送事業者等と費用を分担して、はしけその他の港湾運送用船舶の建造、貸し渡し等ができるようにするとともに、公団の資本金を4億円から5億円に増額するものである。これは、主要港での船込み現象の原因となっているはしけ不足に対応するため、資金調達が困難な港湾運送事業者への支援を図るものである。また、旅客船建改造業務の円滑な運営のため、事務経費増加に対応する運用益の増収を図る必要があることから、資本金の増額を行うものである。
参照した発言:
第40回国会 衆議院 運輸委員会 第4号