警察庁の内部部局として交通局を新設し、職員定員を改めることを提案する。現在、交通警察事務は保安局が所掌しているが、一般防犯や青少年問題など他の重要業務も多く、交通事務を同一部局で処理することが困難になっている。近年の道路交通事情は複雑化し、交通事故や死傷者が増加、都市部での渋滞も深刻化している。交通取り締まりと規制を担う警察の役割は重要であり、交通警察を専門に所掌する部局の設置が必要である。また、交通関係事務、年金事務、鑑識関係事務、警察通信運営の充実のため、職員を19人増員し、事務の適正かつ能率的な運営を図る。
参照した発言:
第40回国会 衆議院 地方行政委員会 第5号
保安局 |
交通局 |