農林中央金庫法の一部を改正する法律案の提案理由は以下のとおりです:農業の近代化推進にあたり、政府資金による融資の拡充強化とともに、組合系統資金の積極的活用が重要である。組合系統の中枢機関である農林中央金庫について、昭和34年7月に政府優先出資が全額償還され民間出資のみの団体となったことを機に、構成団体との相互信頼に基づく有機的結合を深め、真に農林金融の中枢機能を発揮できるよう組織整備が必要となった。このため、従来の役員の政府任命制を廃止して出資者総会による選任に改めるほか、事業に対する監督規定を整備する等の改正を行うことを目的として本法案を提出するものである。
参照した発言:
第39回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号