日本輸出入銀行の業況は貿易の進展に伴い着実に成長し、融資残高は1250億円に達している。今後、東南アジアを中心にプラント輸出等の需要増加が見込まれ、経済協力も拡大する見通しである。1936年度の融資見込額は970億円と推算され、新規資金供給570億円のうち120億円を産業投資特別会計からの出資金とする。これにより、同行の資本金を583億円から703億円に増額する必要があるため、法改正を行うものである。
参照した発言: 第38回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号