新道路整備五カ年計画の財源確保のため、揮発油に対する消費税の増徴を図ることを目的として、地方道路税法の一部改正を提案する。改正の主な内容は、地方道路税の税率を1キロリットルあたり3,500円から4,000円に引き上げること、また地方道路税と揮発油税の配分率を見直し、地方道路税分を261分の40、揮発油税分を261分の221に改めることである。これにより平年度約32億円、初年度約26億円の増収を見込んでいる。さらに、法施行日時点で5キロリットル以上の揮発油を所持する製造者等に対し、1キロリットルあたり500円の手持品課税を実施する。
参照した発言:
第38回国会 参議院 大蔵委員会 第4号