中小企業金融公庫は貸出資金源を年々増大させ、貸出残高は1,475億円を超えるまでに成長した。貿易自由化に備えて中小企業の経営合理化や設備近代化を促進する上で、同公庫の役割は一層重要となっている。すでに貸出金利を年9分に引き下げ、政府資金425億円の融資により資金源の拡大を図っているが、さらなる機能強化のため、業務量増大に対応する理事の増員と、従たる事務所における代理人の権限範囲の明確化を目的とした法改正を行う。
参照した発言: 第38回国会 衆議院 商工委員会 第6号