国民金融公庫は、一般金融機関から融資を受けることが困難な国民に事業資金を供給する目的で昭和24年に設立された。以来、業務量は増加の一途をたどり、昭和36年度には1,200億円超の貸し出しを予定している。これに対応して職員増加や支所増設などの整備を進めてきたが、運営に当たる役員数は設立以来8人のままである。今後も業務増大が予想されるため、円滑な運営を確保すべく理事を2人増員する措置を講じる必要がある。
参照した発言: 第38回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号