検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律
法令番号: 法律第155号
公布年月日: 昭和35年12月23日
法令の形式: 法律

改正対象法令

提案理由 (AIによる要約)

人事院勧告の趣旨を踏まえ、一般の政府職員の給与改善に準じて、検察官の給与についても改善措置を講ずる必要があることから、検察官の俸給等に関する法律の別表及び第九条に定める検察官の俸給の各月額を増加するものである。増加比率は一般の政府職員の俸給月額の増加比率と同様となっている。また、この俸給月額の改定については、一般の政府職員と同様に本年十月一日に遡って適用することとしている。

参照した発言:
第37回国会 衆議院 法務委員会 第2号

審議経過

第37回国会

衆議院
(昭和35年12月14日)
(昭和35年12月15日)
(昭和35年12月16日)
(昭和35年12月17日)
参議院
(昭和35年12月21日)
衆議院
(昭和35年12月22日)
参議院
(昭和35年12月22日)
(昭和35年12月22日)
検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和三十五年十二月二十三日
内閣総理大臣 池田勇人
法律第百五十五号
検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律
検察官の俸給等に関する法律(昭和二十三年法律第七十六号)の一部を次のように改正する。
第九条中「五万三千五百円又は四万六千六百円」を「七万五百円又は六万一千二百円」に改める。
別表を次のように改める。
別表
区分
俸給月額
検事総長
一八〇、〇〇〇円
次長検事
一三〇、〇〇〇円
東京高等検察庁検事長
一四〇、〇〇〇円
その他の検事長
一三〇、〇〇〇円
検事
一号
一〇五、五〇〇円
二号
一〇二、六〇〇円
三号
九九、三〇〇円
四号
九三、二〇〇円
五号
八七、〇〇〇円
六号
八〇、八〇〇円
七号
七三、六〇〇円
八号
七〇、五〇〇円
九号
六一、二〇〇円
十号
五四、五〇〇円
十一号
四八、一〇〇円
十二号
四三、二〇〇円
十三号
三八、八〇〇円
十四号
三五、六〇〇円
十五号
三三、二〇〇円
十六号
三〇、〇〇〇円
十七号
二四、四〇〇円
十八号
二三、一〇〇円
十九号
二〇、五〇〇円
副検事
一号
五四、五〇〇円
二号
四八、一〇〇円
三号
四三、二〇〇円
四号
三八、八〇〇円
五号
三五、六〇〇円
六号
三三、二〇〇円
七号
三〇、〇〇〇円
八号
二四、四〇〇円
九号
二三、一〇〇円
十号
二〇、五〇〇円
十一号
一九、二〇〇円
十二号
一八、一〇〇円
附 則
1 この法律は、公布の日から施行し、昭和三十五年十月一日から適用する。
2 検察官が昭和三十五年十月一日以後の分としてすでに支給を受けた俸給その他の給与は、この法律による改正後の検察官の俸給等に関する法律の規定による俸給その他の給与の内払とみなす。
法務大臣 植木庚子郎
大蔵大臣 水田三喜男
内閣総理大臣 池田勇人