長野刑務所の位置を長野市から須坂市に変更することと、法務局等の管轄区域及び少年院の位置等に関する法務省設置法の別表の整理を行うものである。長野刑務所については、明治16年建設の建物を引き継いで使用してきたが、老朽化が著しく狭隘であり、長野市中心部という立地から拡張も困難であった。そこで、収容者の拘禁状況の改善や作業の拡充を図るため、須坂市大字須坂に約15万平方メートルの敷地を確保し、新営工事を実施することとなった。また、村から町への変更や市村の廃置分合、村の名称変更に伴い、法務局及び地方法務局の管轄区域並びに少年院の位置等を定める別表について、所要の整理を行う必要が生じたものである。
参照した発言:
第34回国会 参議院 内閣委員会 第2号