商工組合中央金庫は中小企業者を主とする団体の系統金融機関として、中小企業振興に重要な役割を果たしている。この度、同金庫の機能強化・拡充と業務の円滑化を図り、中小企業の組織化をさらに推進してその振興に資するため、法改正を行うものである。具体的には、政府出資金を12億円増額して金利引き下げを図るとともに、預金受入先の追加、商工債券の保護預かり先の拡大、出資・株式払込金の受入れ等の取扱先の追加、所属団体の出資口数の最高限度引き上げ(1万口から5万口へ)などの措置を講じる。これにより、中小企業者の金利負担軽減や取引の利便性向上を実現する。
参照した発言:
第31回国会 衆議院 商工委員会 第9号